中性脂肪のあることないこと

中性脂肪に関するウワサをまとめています。都市伝説のようなもの……、と思って頂ければイメージしやすいかもしれません。
あのウワサはホントなの? それともウソ? 中性脂肪に関する雑学だと思って、では、すこしリラックスして見ていきましょう。

1.便秘が内臓脂肪蓄積のサインってホント?

A.ホント!!

昔から、「便秘は万病のもと」と呼ばれています。それというのも、便秘が、私たちのカラダにとって不可欠な代謝が正常に行われていないサインでもあるからです。代謝が悪いと、高血圧症や動脈硬化、はたまた大腸がんなど、重大な病気を招いてしまいます。さて、便秘と内臓脂肪の関係性ですが、便秘が続くと排便が困難になり、脂肪を貯めやすい体質になってしまいます。また、そもそも内臓脂肪型肥満の方はさらに要注意で、蓄積された内蔵脂肪が小腸や大腸を圧迫し、腸管の内腔が充分に広がらず、慢性的な便秘になりがちです。一般的に、適度な運動が便秘改善に効果的だと言われていますが、これは、運動の刺激が腸に伝わり、排便を促すためです。しかし、内臓脂肪が蓄積された状態では、脂肪がクッションの役割を果たし、刺激が充分に伝わらないのです。健康診断などで中性脂肪値が高い……、と診断されたのに原因がイマイチよくわからない、という方は、もしかすると、この便秘が原因なのかもしれませんね。日々の排便具合を意識してやると良いかもしれません。

2.太っている=中性脂肪値が高い?

A.ウソ!!

肥満には2種類あって、そのうち、皮下脂肪型肥満の場合はあまり害をもたらしません。ですから、皮下脂肪型肥満の方のなかには、中性脂肪値が正常であるケースも多く見られます。もちろん、皮下脂肪型肥満であることが健康であるわけではないので、あくまでも、中性脂肪値だけで言えば……、というお話です。とにかく、内臓脂肪型肥満がキケンであることは、覚えておきましょう。

3.中性脂肪値が高い=メタボ?

A.ウソ!!

これもよく混同されがちですが、中性脂肪値は、あくまでも、メタボリックシンドロームの診断基準のひとつ、だということを覚えておいてください。メタボリックシンドロームは、中性脂肪値以外にも、血圧や血糖など、さまざまな診断基準があります。もちろん、中性脂肪値が高ければ、それだけメタボのキケン性が増すことは事実なので、標準値を保つことは重要です。しかし、中性脂肪値が高いからといって、それを一概にメタボと呼ぶのは、事実ではありません。

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